本を書けばブランディングはできるのか?

本一冊ではブランディングはできない。地道な活動があるからこそ。

ブランディングのために本を書く・・・この考え方が広まったのは、2006、7年ぐらいからメジャーになったビジネス書ブームからだと考えます。

その先駆けとなったのは神田昌典さん、本田健さんなどです。今となっては超有名人ですね。

しかし、決して彼らは本を一冊書いてブランドができたわけではありません。

彼らに共通するのは、本を出す前に、無料レポートを配布していたり、小冊子を自分で作って無償配布していたりと、地道な努力があるのです。それが、「本」という形につながり、広がりを見せていったのです。

こんばんは。ブランドジャーナリストの傍嶋恵子です。

継続しつづけることでブランドは形成されていく

さらに、「継続」することで、彼らのブランドが築かれていったのです。

ところが、その後、2008年ぐらいから、ビジネス書がバブルとなり、誰でも簡単に本が出せる時期が到来しました。ここでチャンスだ、と思い食い込んだ人は、本を出版できたと思います。

でも、その中で、いったいどれぐらいの人が、今も継続して活躍できているかどうかはわかりません。

ただ、多くの人が勘違いしたのは、「本を出せばブランディングできる」といった風潮です。

本を作る側の人間にとって、また、ずっと本を書いてきた視点を持つ私から言うと、

「一冊書いても、ブランディングは無理」

という事実です。

たとえそれがすごいベストセラーになったとしても、認知はされるかもしれませんが、ブランドとして結びつくには条件がたくさん必要です。

それは、本に沿った活動を継続することや、同じテーマで、手を変え品を変えといろいろな切り口で本を出し続けること。

出した本を最大限に活かして、ビジネスを発展させていくことなどが必須だと私は思うのです。

ブランドは10年かけて築くもの!?

以前聞いた話ですが、作家の中谷彰宏さんは、さまざまな分野でたくさんの本を出しています。で、彼が初めて本を出すときに編集者と約束をしたことは、10年間本を出していくということだそうです。

時代も今とは違っていますから、このやり方が今の時代にできるのかどうかはわかりませんが、結局、ブランドを作っていくことは、それだけ継続をしていくことが必要だということですね。

で、たまたま中谷さんの本を読んだらブランディングのことが書いてあって、そこでもやはり、「ブランディングは10年かけて作っていくもの」という長期的なスパンで考えることを提案していました。

私は、ブランディングという言葉を仕事で使いますが、考え方としては、「時間をかけてブランドをつくりあげていく」ことを最終的には提案しています。

本を活用してブランディングするならば10冊ぐらい書く心構えで!

sobacolab (2)そして、私が手がけるビジネスで活かしていく電子書籍も、一冊でブランディングしようとは思っていません。

本を使ってブランディングするならば、少なくとも10冊ぐらい書く心構えが必要。

それぐらい書けば、読者が本の一覧を見たときに、「あ、この人は、○○の専門家なんだ」という見方をしてくれますし、本のテーマと活動がマッチしていて継続されているのならば、それは何者にも代えがたい強固なブランドができあがっていると考えます。

本を10冊書けとは言いませんが、10冊書くには時間がかかります。何年とかかるでしょう。でも、その積み重ねが信頼を生み、インパクトを与えていくものになるのです。

そこまでできれば、かなりの信頼は得られるのではないかと考えます。

電子書籍は自分のペースで出版ができる!本は信頼を高める魔法のツール

で、私が、電子書籍を活かして本を書けと多くの人に提案をしていますが、この積み重ねが自分のペースでできるからなのです。

今や本を出版するのもお金がかかりません。やろうと思えばタダでもできます。

そして、今の時代は、自分を自由に表現していける時代です。逆に起業をしたら、表現することができなければ、ビジネスはいけない時代でもあります。

だから、電子書籍を活かしていくことをおすすめしているのです。

なぜならば、本はたくさんのことを、まとめて伝えられる魔法のツールなんですよ。

ブログで記事を毎日書いて積み重ねることもある意味では大切です。

それは、日々情報を追ってくれる人には伝わりますが、たまにしか読んでいない人には伝わりにくいものです。

けれども、電子書籍は、「この本が読みたい」と思って集中して読んでくれるので、伝えたいことを1度で伝えられるという魅力的な媒体でもあるのです。

だから、ブランディングに活用するのならば、電子書籍をどんどん活用していくのが一番ではないかと思いますね。

そのネタ準備として、コンテンツに重視したブログを積み重ねていけばいいと考えます。

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まとめ

結論を言えば、本一冊ではその人のブランディングはできない。たとえ、ベストセラーになっても、ブランドを築きあげるには、付随する活動の継続が欠かせないということです。

けれども、なんといっても「本」を書いているという信頼度は高いです。
だからこれを活用して、自分のビジネスをもっともっと強化されていくことをおすすめします。

そんな私は、本を書く人々の思いを、多くの人を幸せにする形にします。愛のこめて本を作ります。

ご縁がある方のお手伝いが何かできればうれしいですね。